【 12月 30日 】  小麦畑 雪踏み

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    有機JAS圃場の雪踏みに続けて一般の小麦畑の雪踏みを行いました。 
 雪踏みの一番の目的は芋の収穫時に機械から落ちて畑の土中に残っている芋を凍れさせて腐らせる事。そうしないと、翌年作付けした作物の間にジャガイモが芽吹いてくる場合があります。 近年の様に温暖化で冬が暖かくなるとその傾向が顕著になります。
 この畑は、今年の春に芋を植えて8月に収穫しました。その後9月に秋播き小麦を植えました。その為、小麦畑には野良芋が沢山残っていて、来春6月頃には、小麦畑に芋が生える様になります。 更にその次の年にはビートを植えてその中に小麦畑で育った芋が生える様になります。その芋を取るのに手間が掛るので、早い時期に凍れさせて腐らせるわけです。
 その作業として、雪踏みをする訳ですが、積雪深さや、最低最高気温の条件が良くなってきたので、年末ですが今、作業をしています。

【 8月 11日 】  芋 収穫開始

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    芋の収穫作業は、トラクタや作業機を動かしたら1本の畝の終わりに近づくまでトラクタは無人で動かしている。 一人でも多く選別をする為。でも選別作業をしながらもトラクターの動きには注意している。
そんな作業の中で毎年の様に思う事。 トラクターの速度を変えたい事とハンドルを少しでも調整したいという事。この作業をする為に動いている作業機から降りてトラクタに乗り 調整してまた作業機に戻る。
 今年は、スピードの微調整を芋の選別作業をしながらその場所からできるようにしました。トラクターのアクセルレバーに付けたロープを作業機の上から引っ張ってアクセルレバーを動かす方法。 中央の写真の緑の筋がそのロープです。
たったこれだけの事で作業も、気持ちも楽になる。なにもモーターでどうのこうのと考えている前に直に出来る事を直に実現させる事が大切。これだけの事に何年掛ってしまった事か。情けない。

【 3月 27日 】  芋畑 雪解け状況

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     3月下旬、再び暖気が入ってきました。最低気温がプラスの日がまれにあり、 今日は、地霊の上昇を確認しました。
 でも、今年はヒバリが姿を見せていない。

【 2月 5日 】 秋播き小麦畑 土壌凍結促進作業

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    野良芋対策の為、秋播き小麦の畑の雪踏みを予定していましたが、12月末に見送り、年が明けて1月中旬、降雪の後に予定していましたが 雪が降り過ぎて雪踏みが出来なくなりました。
 2月に入り天気も安定し、大陸からの寒気が勢力を拡げている。農業改良普及所に土壌凍結の深さを確認したところ思っていたほど凍結していない事が分かりました。 雪踏みを2回実施した畑でも12cm位。大体15cm前後くらいしか凍結していないのです。 
 深雪の為、雪踏みローラーを使う事は出来ず、ブロワーで除雪する事にした。でも、雪の下には小麦が生育しているので、機械を15cmくらい浮かして作業を行いましたが、 ブロワーでは1日に9時間程作業をしても、1町歩程しか作業が進みません。